長時間パソコン作業などでデスクワークをしていると、気づかないうちに腰に負担がかかってきますよね。
もともと腰痛持ちの私は何度も「姿勢を正そう」と意識して挑戦しても長続きせず、気づけばすぐに背中が丸まってしまっていました。
そんなときに色々と調べて腰痛用のクッションを使うと良い姿勢を保ちやすくなり、腰痛が和らぐと知ったので、実際に座面用クッション2種類とランバーサポートの計3商品を試してみました。
この記事では、私が実際に使って感じた腰痛クッションの効果や使用感を正直にまとめ、更に使ってみた感じから他におすすめできそうな商品をピックアップしています。
クッションの導入を検討している人は、良かったら参考にしてみてください。
注意点としては、体が大きい人は基本的に座面用のクッションは合わないと思います。
腰痛クッションを導入した理由
腰痛の原因が「姿勢の悪さ」だと感じていたものの、意識だけで良い姿勢をキープするのは難しかったからです。
特にデスクワークでは休憩が少なく、集中していると気付けば長時間椅子に座りっぱなしになってしまい、体が固まりがち。
そこで「道具に頼ったら楽に改善できるかも」と思い、クッションを導入しました。
使用商品のレビュー
座面クッション(円座)
会社に置いておく用にまず最初に購入してみたクッションです。
評価

- 自然に骨盤が立ち、姿勢が良くなる
- 長時間座ってもお尻が痛くならない
- 体が大きい人は、サイズが合わない
- 背もたれに寄りかかったり、意識が薄れると少なからず姿勢は崩れてしまう
- 夏は少し暑い
使用感
正直、腰部分に特にサポートがなく、クッションを置くだけで姿勢が良くなるというのは信じられなかったのですが、ちゃんと効果があるんだなと驚きました。
これに座るだけで自然と仙骨が立った状態で座ることができ、姿勢が良くなっているのはすぐわかると思います。
ただ、腰部分などにサポートがあるわけではないので、座り方がずれたり、背もたれに寄りかかったりすれば姿勢は簡単に崩れてしまうため、ある程度良い姿勢を保つ意識は必要になります。
座面クッション(円座+腰サポート)
上のクッションを使ってみて、思ったより良かったので家用に買ってみた商品です。
評価

- 自然に骨盤が立ち、姿勢が良くなる
- 長時間座ってもお尻が痛くならない
- 腰部分のサポートがあるので、少し良い姿勢を保ちやすい
- 体が大きい人はサイズが合わない
- 背もたれに寄りかかったり、意識が薄れると少なからず姿勢は崩れてしまう
- 夏は少し暑い
使用感
最初のクッションと基本的にはあまり変わりませんが、少しですが腰部分のサポートがある分、個人的にはこちらの方がやや楽に良い姿勢を保ちやすく感じました。
最近番外編で紹介するクッションに変えましたが、それまで数年間ずっと愛用していました。
ただ、レビューを見ると滑りやすい、正しい座り位置がわからないといったものも見られたため、人にもよりそうです。(その辺は上で紹介したクッションも同じかと思いますが。)
ランバーサポート
クッションだと背もたれに寄りかかることが出来ないので、ランバーサポートなら少し楽に姿勢改善できるのではないかと思い、購入。
評価

- 背もたれに寄りかかることができる
- 上下に位置を設定できるので、心地良い位置になるように調整できる
- 座面の座り心地を変えずに済む
- ネジで止めるので、上下の調整に一々ネジを外してから止める必要がある
- 前後の位置調整はできない
- 椅子によって合う合わないが出る
使用感
ずっとクッションを使用していたので、背もたれに寄りかかれるのは楽で、位置がちゃんと調整できれば、背中にフィットする感じがあって良かったです。
ただ、自分の椅子との相性が良くなかったと思いました。
自分が今使っている椅子の座面が広めのもので、背もたれまでの奥行きが深かったため、フィットするには大分深く座る必要があるのですが、そこまで深く座った状態だと骨盤が立てにくく、逆に姿勢が崩れやすくなってしまいました。
前後の調整ができれば使用したかったのですが、今回は椅子との相性が悪かったため使用を断念しました。
逆に椅子が浅めの場合も、ランバーサポートを付ける分前に出てしまうので、使ってみたい方は座面との奥行きも考慮してから購入してください。
椅子との相性さえ合えば、背もたれに寄りかかったまま良い姿勢も保てそうに感じました。
おすすめ腰痛クッション3選
実際に使ってみた上記商品の使用感と口コミや機能説明を参考に、「これは良さそう」と思った商品を3つ紹介します。
椅子との相性は関係ないもので選びました。
※サクラチェッカーで危険と判定されたものは除外しています
S字シート
評価

- 腰部分までのサポートがあり、良い姿勢を保ちやすい
- 折り畳みが可能なため、職場へ持ち運びやすい
- 長時間座ってお尻が痛くならないかが不安
特徴と口コミ評価
腰部分のサポートと座面がくっついているため、正しい座り姿勢を保ちやすくなっています。
自分が使っていたものには背中部分のサポートがなかったため、こういったセットになっているものの方が効果的ではないかと思いました。
また、折り畳みも可能なため、会社で使用したい方は持ち込みが楽だと思います。
1点心配なのは、座面のクッションが結構薄めなので、長時間座っていてお尻が痛くなることはないかという点です。
自分は厚めのクッションタイプしか使ったことがないので、そこだけ気になりました。
口コミはまだ少ないですが、腰の負担が減り、楽に良い姿勢が保てると評価されてます。
骨盤サポートチェア
評価

- 腰部分までのサポートがあり、良い姿勢を保ちやすい
- 高反発と低反発の組み合わせで快適な座り心地になっている
- 座面部分の体圧分散により腰への負担が軽減されている
- 高額
特徴と口コミ評価
姿勢改善のための構造と座り心地の良さが実現されており、かなり良い商品ではないかと思っています。
ただ、デメリットに挙げていますが、腰痛クッションの中ではかなり高額です。
そこまで出してもデスクワーク中の姿勢を改善したいと思っている方は買いだと思います。
また、椅子自体を良いものに変えてしまおうとすると、簡単に数倍のお金がかかってしまうので、それに比べたら安く済む商品ではあります。
口コミを見ても座り心地良く腰の負担が減ったという方が多いです。
ただ、少し大きいようなのでサイズ感に注意が必要そうです。
個人的には次はこれを買おうと思っています。
もう少し安いタイプの商品もあり、こちらも体圧分散は考慮されているので、少しでも安く済ませたい場合は、こちらも良いのではないかと思います。
極厚ハニカムゲルクッション
評価

- 体圧分散により腰への負担が減る
- 低価格
- 持ち運びしやすい
- 姿勢を改善するような機能はない
特徴と口コミ評価
一時期話題になっていたと記憶しているのですが、衝撃吸収のゲルクッションにより、体圧を分散して腰への負担を減らすタイプです。
個人的に使ったことがないので、低価格でお尻や腰への負担を減らすクッションとして試しやすいので、とりあえずの導入に良いのかなと思い、紹介しました。
丸めて会社に持って行くのも容易なので、最初に試しやすい商品かなと思います。
こちら同じ会社で、僕が使っていたような姿勢矯正用の座面クッションも出ているので、そちら試してみたい方はぜひ。
番外編:バランスディスク
こちらは、最近僕が購入してみたものです。
最初に導入すべきものではないですしお尻も痛くなるので、この商品で快適になるわけではないのですが、体幹トレーニングも兼ねて購入してみました。
バランスディスクというもので、自然と姿勢は良くなるのですが、筋肉がある程度ついていない維持するのは難しく、すぐ疲れてしまうと思うので、これまでに紹介してきた商品により姿勢維持にある程度慣れた人で、腰回りのお肉をどうにかしたい、座ってるだけで体幹を鍛えたいという方にはおすすめなので、買ってみるのも良いと思います。
バランスディスクを使って疲れたら、今まで紹介したクッションを使うといった交互に使用するような使い方がベストだと思います。
気になる方はぜひ。
結論:腰痛クッションは導入すべき
腰痛クッションは「これ1つで完全に解決!」というものではありませんが、デスクワークの負担を確実に減らしてくれるアイテムなので、腰痛に悩んでいる人、姿勢の悪さを改善したい人は買うべきだと思います。
腰痛により集中力が切れてしまうと作業効率も悪くなりますし、デスクワークの積み重ねで腰痛が悪化するとプライベートも楽しめなくなってしまうので、ぜひ試してみてください。
少しお金はかかりますが、作業の快適さは大きく変わると思います。
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