少し前に椅子を変えたことで楽だけどいい姿勢が保てるようになり、作業中の腰痛がやや改善しました。
しかしその一方で、新たな悩みが出てきました。
長時間座っていると太ももが強く圧迫される、足全体がだるく感じるようになったのです。
この圧迫感とだるさをどうにかしたいと思い、フットレストを導入しました。
実際に使ってみてどう変わったのか、正直な感想を書いていきます。
結論から言うと、太もも裏の圧迫や足のだるさが気になる人は、
フットレストを導入することでかなり楽になる可能性があります。
私の場合も、長時間座ったあとの足のだるさが明らかに軽減されました。
太もも裏の圧迫と足のだるさが軽減されたフットレストはこちらです。
ELECOMのフットレストを使って感じた一番の変化は、足を置く位置が安定し、太もも裏の圧迫感が軽くなったことです。
ただし、誰にでも必要なアイテムではありません。椅子の高さ調整だけで足裏が安定する人や、足元のスペースが狭い人には、かえって使いにくい可能性もあります。
フットレストを導入した理由
椅子を変えてから、座り心地自体はかなり良くなりました。
腰への負担も以前より軽くなり、「椅子選びは間違っていなかった」と感じています。
ただ、その一方で新たな悩みが出てきました。
座面の奥行きが深い分、太ももが座面にべったりと密着する状態になり、長時間座っていると太ももの圧迫感が強くなっていったのです。
※椅子で太もも裏が圧迫される原因についてはこちら
以前書いたCAGUUUのアクシスエルゴコアオフィスチェアを2ヶ月使った正直レビューでも触れていますが、この椅子に変えたことで体重のかかり方が今までとは変わりました。
その結果デスクワークで数時間座り続けると、太ももやふくらはぎなど足全体が重だるく感じるようになりました。
姿勢を変えたり椅子の調整を試したりもしましたが、座面の高さはすでに一番低い状態のため、太もも裏の圧迫は解消できず、根本的な解決にはなりませんでした。
椅子の高さやデスクとのバランスによって足が浮くと、太もも裏に圧がかかりやすくなることがあります。
足が床につかない状態については、こちらで詳しく整理しています。
▶ 椅子で足が床につかないと起きる問題はこちら
そこで考えたのが「足を置く位置」です。
「足を置く位置が高くなれば、この圧迫は軽くなるかもしれない」
そう思い、今回デスクワーク中の足のだるさを改善するためにフットレストを導入してみることにしました。
このフットレストは、特に次のような人に向いていると感じました。
・椅子は気に入っているが太もも裏の圧迫だけが気になる
・長時間座ると足がだるくなる
・椅子を買い替えずに改善したい
今回購入したフットレスト
今回購入したのは、エレコムのスチール製フットレストです。
PCA-FR01BKの本体寸法は、幅約38cm×奥行約30cm×高さ約8cm(水平時)です。購入前には、この大きさを自分の机の下に置けるか確認しておきたいところです。
出典:ELECOM公式の製品仕様(2026年9月14日確認)
いくつか種類がある中でこのタイプを選んだ理由は、角度調整がしやすそうだったからです。
このフットレストは、足の力で足を乗せる面を前後−20°〜20°に傾けられます。ただし、角度は固定できず、面全体を上下させる高さ調整もできません。水平時の約8cmは、傾けたときの足先・かかと側の高さとは異なります。
ネジで角度を固定できるタイプもありましたが、個人的には作業中に足首の角度を頻繁に変えたくなりそうだと思い、固定式ではないこちらにしました。
実際に使ってみると、硬すぎず柔らかすぎずで、少し力を入れれば動くちょうどいい抵抗感でした。
高さ調整はできませんが、今回の目的は「太もも裏の圧迫を軽減すること」だったため、多少高さがあれば十分だと判断しました。
実際に使って感じた効果
太もも裏の圧迫感はどう変わったか
フットレストを使い始めてまず感じたのは、太もも裏の圧迫感が明らかに軽くなったことです。
足の位置が少し高くなったことで、太ももの膝に近い部分に余裕が生まれ、太もも全体が座面にべったりと密着する状態が和らぎました。
椅子に座ると太ももが圧迫される状態が常に気になっていましたが、それが軽減されたことで、座っている最中の違和感や不快感もかなり減りました。
また、その影響か、数時間作業したあとは何をしていても感じていた足のだるさも、以前より気にならなくなっています。
安定感が増した
もうひとつ感じたのは、足の置き場が安定したことです。
以前は床に足を置いていましたが、位置によっては足裏がしっかり支えられず、落ち着かない感覚がありました。
フットレストを導入してからは、足の位置を自由に変えながらも、常に足裏が支えられている状態を保てるようになりました。
その結果、座っているときの安定感は以前より増したと感じています。
気になった点
椅子のキャスターが当たる
私の環境では、フットレストを置くと椅子のキャスターが当たり、椅子を前に出しにくくなります。
私は使用するたびにキャスターの位置を少し調整していますが、それでも完全には解消できず、以前より椅子を前に出せなくなりました。
デスクの足元のスペースによっては、フットレストを置く位置が手前になり、結果的に椅子がデスクから遠くなってしまう可能性があります。
※私はここをあまり考えずに購入したため、もう少し椅子を前に出したい場面では少し不便に感じています。
購入前は、机の天板の大きさではなく、足元の空きと、椅子を動かす範囲を確認してください。
- 置く場所:普段の作業位置に椅子を合わせ、足を置きたい床の位置に、幅38cm×奥行30cmの紙を置きます。紙が机の脚の間に収まり、足元の横棒・壁・収納物に重ならないかを見ます。
- 椅子の動き:座るとき・立つときの前後移動や向きの変更で、キャスターや椅子の脚が紙の範囲に入らないかを見ます。紙は本体を置く範囲の目安なので、重なれば干渉する可能性があります。
- 奥へずらした場合:紙を奥へ移せば椅子が近づけても、背もたれに背中をつけたまま足が届きそうか、普段の位置でキーボードやマウスを使えるかを確認します。
紙では本体の高さや傾き、足を乗せたときの収まりまでは再現できません。横棒や収納物がすぐ上にある配置は、幅と奥行きだけで「使える」と判断しないでください。
高さ調整が出来ない
高さが合うかは、普段の机で作業する椅子の高さを基準に考えます。足が床から浮く場合は、足裏と床の空きが水平時の約8cmで埋まりそうかを確認してください。角度調整で足置き全体を高くできるわけではありません。
足を乗せても沈まず滑らない、高さ約8cmの安定した台が手元にあれば、椅子に座って両足を置き、膝や太ももが天板裏・引き出しに当たらないかも確かめられます。ただし、固定した台では、この商品の傾きや動きまでは再現できません。
足元に合わせて椅子の高さを変える場合は、キーボードやマウスを使うときに肩を上げたり、腕を伸ばしたりする姿勢にならないかも見てください。寸法が収まっても、高さや作業姿勢の相性まで保証されるわけではありません。
冬は冷える
スチール製のため、冬場に裸足で使うと冷たさを感じます。
私はフットウォーマーを併用して使用していますが、冷えが気になる方は対策を考えておくとよいかもしれません。
フットレスト自体の効果とは別に、足元の冷え対策も意識しておくと快適に使えると思います。
フットレストが必要な人・いらない人
必要だと感じやすい人
- 椅子を一番低くしても足裏が安定しない人
- 長時間座ると太もも裏が圧迫される人
- 椅子は気に入っているが、足まわりだけがつらい人
- 足の置き場を変えながら作業したい人
いらない可能性がある人
- 足裏が床にしっかりついている人
- 足元のスペースが狭く、椅子を前に出しにくい人
- 高さを細かく調整したい人
とくに今回使ったモデルは高さ調整ができないため、足が大きく浮いている人は、購入前に高さの相性を確認しておいたほうが安心です。
足が床につかない・太ももが圧迫される人は何を見ればいい?
フットレストを選ぶ前に、まずは自分の悩みがどこから来ているかを分けて考えると失敗しにくいです。
- 足が床につかないなら、椅子の高さと足置きの高さを見る
- 太もも裏が圧迫されるなら、座面奥行きと足の置き場を見る
- 足がだるいなら、長時間同じ姿勢になっていないかも見直す
足が床につかないときの影響や、太もも裏の圧迫感については別記事でも整理しています。
フットレストを使う前に原因を確認したい方は、こちらも参考にしてください。
▶ 椅子で足が床につかないとどうなるかはこちら
▶ 椅子で太もも裏が圧迫される原因と対策はこちら
まとめ
今回フットレストを導入した目的は、太もも裏の圧迫感を軽減することでした。
結果として、圧迫感は明らかに軽くなり、作業後に感じていた足のだるさも以前より気にならなくなりました。
劇的な変化というよりは、じわっと効いているような感覚ですが、長時間デスクワークをする自分にとっては確かな違いです。
ただし、椅子との相性やデスク下のスペースによっては使いづらさを感じる可能性もあります。
「椅子に座ると太ももが圧迫される」
「長時間座ると足が重だるくなる」
こういった悩みがある方は、フットレストはかなり相性が良いと思います。
私の場合は、これでかなり楽になりました。

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